腹直筋はいわゆる一般的に腹筋と呼ばれる筋肉である。

起始
恥骨稜及び恥骨結節上縁
停止
第5〜7肋軟骨、剣状突起
支配神経
脊髄神経(T7~T12)
作用
脊柱の屈曲、回旋、側屈
腹直筋は全腹壁を走る筋肉で、白線によって左右に2分され、腱画によって分画されている。
腹直筋は服圧とも関係しており、呼吸、排便、分娩、咳などに関与している。
アイソメトリックス的に働く筋であり、立位では脊柱が伸展しすぎてしまわないよう適度に筋長を保ってくれている。
適度な緊張により骨盤は後傾位を保て、服圧も高まるので腰椎の安定性も保持してくれます。