新型ウイルス対策〜第1弾〜
まず、現在流行している新型コロナウイルスについて知るところから始めましょう。
コロナウイルスとはもともと冬に流行する風邪のウイルスの中の1種です。なにも急に出てきたものすごく凶悪なウイルスってわけではありません。世間が騒ぎすぎていることから危険性があるとされています。確かに、危険性はありますが、高齢者や疾患を抱えているような人、すなわち免疫力が低下している人や、老化によって危険性が増しているということです。コロナウイルスに関わらずインフルエンザや風邪などを患った疾患を持つ方や高齢者がお亡くなりになるケースはいくつもあります。
死亡数が大きく挙げられていますが、インフルエンザや風邪などにも同じことが言えます。死亡数に対して母数である感染者の数が少なく報道されていて、かなりの割合に見えますが、感染による影響が大きいと見込まれている患者が優先的に対応しているので、実際の感染者よりも少なく表示されています。実際の感染者はかなり多いと予想します。感染してても中には軽度の症状で済む人もいれば、あまり症状が出ない人もいます。
現在、報道されている内容は、インフルエンザの患者がまた1人増えました。というのと同じレベルだということを理解しましょう。
そして、対策ですが、もともとは新型コロナウイルスも風邪のウイルスですので、普段皆さんが行っている風邪予防と同じように、手洗い(上腕(手首の上)の方まで洗う)、うがいを徹底することです。ですが、うがいは日本独自の文化であり、ある研究では、うがいをし続けたグループとしなかったグループとのインフルエンザの感染率は変わらなかったという結果が出ています。風邪に対してはわずかな効果はあったもののインフルエンザには全く効果が得られなかったそうです。となると、コロナウイルスの予防としては、全く効果が得られないものとなるので、うがいをする意味はないと言っても過言ではありません。
マスクの欠品が続いていますが、マスクの効果は医師の3割程度しか謳っていません。マスクに依存してもあまり効果は見込めないとされています。マスクによる対策は感染していない人がする対策では無く、感染者が周りに拡散させないためにする予防法です。
危険性のあるウイルスであることは間違いないですが、過敏になりすぎずに柔軟に対応しましょう。ガセネタ等ありますが、正しい知識を身につけ、惑わされないようにしましょう。
1番効果的な予防法としては、疾患などにかからないように食事に気を使うことや運動習慣を身につけるなど、免疫力をあげることが重要です。
ウイルスは繁殖も早く、数十分に一度という速さで繁殖します。それだけ進化のタイミングもあるということです。となると、これから先また新たな新型ウイルスが出てくることも考えると、医療に頼らずに自分自身で体調管理、対策ができることも大切です。